そんなに急いでどこへ行く

きのうの続きで45年前の大学通学路での話です。
当時、流行していた厚底サンダル、それを履いた同年代ぐらいの女性が、まだあまり人の出ていないアーケードの真ん中を靴音高く全速力で走っていたのです。

当然、周りの人の注目を集める。
危なっかしいなあ、何をそんなに急いでいるんだろう？と私もその後姿を見ながら歩いていたのですが。

しばらくしてスッタ～ンっと派手に転びました！前のめりに。
あらら～　いや、やるんじゃないかとは思ったけどね。
幸いたいした怪我はなかったようでしたが。

その時のことは本当にとてもよく憶えていて、同じ道を通る時にいつも思い出すのですよ。
あの彼女はその後どうしたのかなー。

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