20180605

山本直純氏のこと


先週の『サワコの朝』、ゲストは山田洋次監督でした。
選んだ曲のうちひとつは『男はつらいよ』主題歌。



このイントロの初めの高い音(レ?)から始まる曲は少ないのだとのこと。
これが作曲した山本直純が天才と言われる所以だ、と話していました。
ほんと、この音ひとつを聞いただけで何の歌かわかるね。すばらしいです。

で、山本直純氏はどうしているのだろうと調べてみたら、とうに亡くなられていました。それもまだお若いうちに。
改めて作品を見ると耳になじみのある親しみやすいものが多々。

こちらに興味深いエピソードがありました。
一部を引用させていただくと(小澤とは小澤征爾氏のことです)

彼は、世界を目指す若き小澤に「音楽のピラミッドがあるとしたら、オレはその底辺を広げる仕事をするから、お前はヨーロッパへ行って頂点を目指せ」と話し、自身は“底辺を広げる仕事”に力を注いだ。

ご存命の時にもっとよく知っておきたかったです。

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