20110120

『FLAT HOUSE Style』


ポチってから一週間、やっと01号と02号が届きました。
買った先がアンティークショップだったので、慣れない注文客だったせいかもしれません。でもまあ無事届いて良かった。

自費出版とのことなのでショボイかもしれないのは覚悟の上でしたが、ちゃんとした体裁になっています。古い米軍ハウスや文化住宅を守りたいという一心で出版されたそうで、すばらしい心意気だと思います。

内容もさることながら、02号のあとがきにとても共感しました。
抜粋していいかなあ。。。
「デザインは動物や植物から学びなさい」。
もう数十年も前につぶやかれた言葉だが、今はどうだろう。ロボットアニメを観て育った技師やデザイナーたちが同業界の近い製品からしかデザインを学んでいないように見える。それゆえ近親交配のような類似デザインが大量に生み出されてしまっているように思えてしかたがない。

ジーンズのダメージ加工についても言及されていました。
古びるまでの工程を経験するのはゴメンだが、その先にあるオイシイ結果は味わいたいというムシのよさ。そういうことに恥ずかしさを憶えないというのもなんだかイヤだ。

安いユニクロのボーイフレンドデニムを喜んで買っている当方としては肩身が狭いですが。。。す、すみません。
進むべき道はこっちだったよなぁと思いながらも、ここまで来てしまって今さら引き返すことは難しく、やっぱり憧れのままなのかなあ。

それにしても家の中に置いてあるものはひとつひとつが厳選されていて、しかも物と物との間に贅沢な空間がある。ハデハデなパッケージのティッシュボックスや新聞配達店がくれるこれまたビカビカな新聞のストック袋のような下世話なものはまったくありません。相当なこだわりがないとこうは行かないですよねー。

☆Web拍手ご返事
私はハッカの口だけ開いて声の出ない返事が好きですねー。

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