20090526

木漏れ日の下で


NHKのBSハイビジョンで『シリーズ巨匠たちの肖像 ルノワール すべてをバラ色に見た』をたまたま見ました。ルノワールはここの美術館に来た時に一度だけ見たことがありますが、圧倒されたことを憶えています。
番組では年代を追って手法の変遷をたどり、また画家が描き方を何十時間もかけて再現していたりして興味深かったです。

中でも印象に残ったのが『猫と眠る少女』。
このモデルはモテモテの奔放な女の子だったそうで、夜遊びが過ぎてモデルの仕事中に眠ってしまったとのことです。色使いや光の柔らかさ、女の子のこましゃくれた感じがすごく好きです。

写真はその翌日、モスの散歩中に木漏れ日の様子を見てルノワールを思い出し撮ったもの。この後、ベンチの上を這っている小さな毛虫を発見。そう言えば、ここは八重桜の下だった!と慌てて移動しました。
学生時代、ちょうど今ぐらいの季節にキャンパス内の大きな桜の木の下のベンチに友人といた時、巨大な毛虫が友人の服にボタッと落ちて来て、二人で息をのんだことがありました。どう対処したんだったか、その光景があまりにインパクトが強くてその後のことは思い出せません。
こんなことじゃ絵どころか写真ですらも木漏れ日は表現できませんねえ。

☆Web拍手ご返事
たぶんドウダンツツジです。たぶん。赤い茎がきれいです。

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