20161224
強い女性陣
近所に住む父方の叔父が亡くなりました。
享年87歳とのことで天寿を全うした死だとは思います。
長いこといろんな病気を患っていたので、これでやっと楽になったのでは。。。
近所とは言っても先方に来させない雰囲気があり、訪ねたのは数えるほど。
私にとって叔父の一番の思い出と言ったら、私が学生時代のころの出来事です。
父の実家がある山形県へは、当時毎年、親戚での芋煮会が催され、私たちも参加するために家族全員で父が運転する車で行きました。
そんなある年、現地で父とケンカし、私一人で電車で帰宅したことがあったんです。
何でケンカしたのか覚えていませんが、なにしろ多感な時期だしね。
突然いなくなった私を心配しつつも、たぶん家に戻ったんだろうと他のみんなで帰宅、私が玄関の鍵を開けた時、家族間の空気は凍っていたけれど、同行していた件の叔父が私の肩をポンポンとたたいて笑ってくれたんです。
きょうだいで一番体格が良く、無口でやさしい叔父でした。
昨日、出席した葬儀でも、そんな叔父の人柄が感じられました。
だいぶ高齢になる叔母と一人娘のいとこの嘆き悲しみようと言ったら。。。ずっと自宅介護をしていたそうで、たいへんなご苦労だったろうにそんな片鱗もありませんでした。
父は6人きょうだいの三男、一番下がひとりだけ女で、その妹(私にとっての叔母)がこれで兄弟すべてを失ったことになるんだなあと、葬儀の間、ぼんやり考えていました。
が!なんと兄弟の妻たちは全員存命であることに気づいたんです!
長男は私がまだほんの子どもの頃に、二男は学生時代に逝き、すぐ下の弟は亡くなってもう10年ぐらいになりますかね、そして先日七回忌を済ませた父、きのうの叔父と続く訳ですが、いや〜女性陣すごいです。
いずれにしてもあちらには男きょうだいが全員揃った訳で、今ごろ再会を喜んでいるのではないでしょうか。
クリスマスイブだというのに似合わない話題でしたね。
皆さんには素敵なイブを!
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