20120605

消えた職人技


ある仕事で昔の『STUDIO VIOCE』のデザインを参照しました。
本や雑誌はずいぶん処分したけど、これは3冊ほど残しています。

ざっと見た後、最近買った本や雑誌を改めて見てみると。
なんという大味さ。。。

何がそう見せているかと言うと、文字組です。
手元にあるSTUDIO VOICEは制作がデジタル化される以前のもの。文字組は写植屋さんがしていた時代です。その緻密なことと言ったら。

比べてデジタルデータで作られたものは文字組を基本的にアプリケーションの自動詰め機能に任せていることがほとんど(たぶん)なため、なんとなく間延びしていて全体が締まらないのです。特に文字数の多い雑誌などで強くそれを感じます。

私も文字組に関してはパソコンに頼り切ってややずさんになっていたな、と反省しました。写植の頃は一文字一文字こだわって詰めたり空けたりしてたのになー。

写真は私の寝室にいるモス。
夜は最近、この部屋でひとり寝です。

☆Web拍手ご返事
○きのうは陰にこもることもなく調子良さそうだったのでベランダに行ってみました。
○またたびも試したんですけどねー。ハッカにはやっぱりチーズが一番効くようです!

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