20120403
父の日記
「昔のお父さんの手紙見つけたの」と母が出して来たのは、晒で手縫いし筆で「貴重品袋」と父の住所名前が書いてある古〜い色あせた袋。きっと戦争に持って行ったものだな。
でも手紙じゃなくて日記だったけどね。便せん2枚に上手な筆文字で書いてあった。
それは母との婚約が決まった日のものでした。
父は弱冠21歳。実際に結婚したのはそれから7〜8年ぐらいも後のことだけど、当時まだ子どもだった母を思いやる文面で、いや〜ほんとにオトナ。
21歳と言えば今の姪より年下です。
あの姪がこんなオトナな日記を書くとはとても思えないし、精神年齢としては当時の父が10歳以上も上ですね。もしかして今の私より上かも!
「この袋、誰が縫ったんだろうね、ばあちゃん(父の母)?」と母に聞いたら、父が自分で縫ったんだろうとのこと。巾着袋なんですが、紐も同じ布で細い袋縫いにしてあるんです。くつしたも中に電球を入れて自分で繕っていたとのこと。
えー お父さんそんな器用なことできたんだ?
セーネンAには巾着袋縫ってと頼まれたけどねえ。。。
その後、一時間ばかり母と昔話に花が咲きました。
昔の人はやっぱりすごいわー。
☆Web拍手ご返事
○お湯切れが良くてうれしいです。今までのはだばだばこぼれてた。。。
痛み、なくなって良かったですね!
○南部鉄瓶もお持ちですか!最強トリオですね〜。
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