20091119

プロフェッショナルに感動


先日の『プロフェッショナル仕事の流儀』は作業療法士、藤原氏でした。
ご自分で起こしたリハビリ施設、なんて活気があって明るいのか。。。藤原氏も熱血漢で正義漢で涙もろくて人情家で、こちらまでほろりとしてしまいましたよ。

通り一遍のリハビリではありませんね。
障害を持つ一人一人のことを真剣に考えていらっしゃる。

父の施設はリハビリ施設ではないので、そこまでは期待できませんが、それにしても何という違い。
入所者は食事や就寝以外の時間、『エントランス』と呼ばれている広い場所に集められて過ごしています。父は自分で車椅子を動かすことができないため、意に反してそこに居続けるはめになるのが嫌で自室にこもりっきりとなっていますが。

施設に入る前は受付で手を消毒した上、そのエントランスにある洗面所で手を洗わなければ面会はできません。手を洗いながら鏡に映ったその場所にいるお年寄りの観察をしていますが、たいていの方は椅子に座ってただぼーっとしています。ほんの一部の人だけがヘルパーが行っている習字やら歌やらに参加しているのみ。

藤原氏はバリアフリーではなく「バリアアリー」だと言ってました。
施設の廊下がゆるやかな坂になっていたり、かがまなければならなかったりと障害者が自然に自分で体を動かすような施設づくりです。それより何より、障害があっても自分が誰かの役に立っているという自信を持たせる工夫。そこから生きるための力が湧いて来るんですね。

できればそんな体験を父にもさせたいけれど、現状では無理ですね。。。

写真は珍しくG4モニタ裏にいたモス。
ここにはハッカしか入れないと思ってたけどモスも入れたんだね。

☆Web拍手ご返事
考えてみたら私はまだ未経験です!

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