20090217

ドラマ『お買い物』


先週末のNHKの特集ドラマ『お買い物』を見ました。番宣を見かけてちょっと惹かれていて、放映は確か今日あたりだった、という勘が当たってたまたま見れたのですが。

田舎に暮らす老夫婦の日常。中古カメラ市のDMがおじいさんに届き、二人は20年ぶりに東京に出掛けることになる。その道中を描いたものです。
足腰の弱った老夫婦は会話も歩くのもゆっくりのんびり。憧れのカメラ82,000円を買うかどうかも、これでもかと時間をかけて悩みます。
孫役の市川実日子さんのスパイスがピリっと効いてました。

老人を主役に据えるこうしたドラマは、日本では珍しいのでは。老人のテンポに合わせ、特別な事件が起こるでもないストーリーの運びもゆったりしていましたが、飽きさせず、映像も巧みできめ細かい演出は見応えがありました。
カメラを手に入れたおじいさんのワクワクした感じ、とても良かったですね〜。コモンNが年を取ったらきっとこんなだ、と思わせる風貌の久米明さんでした。態度やしぐさもなんとなく似ていて。

写真はイラストレーターSが脱いだまま置き忘れたスリッパをチェック中のハッカ。

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